エスパルス選手と環境問題学ぼう 静岡の森下小でエコかるた

 静岡市とサッカーJリーグ清水エスパルスは12日、環境問題について学ぶ「クールチョイス環境教室」を同市駿河区の森下小で開いた。エスパルスの大久保択生選手(34)と菊地脩太選手(20)が登場し、4、5年生約120人と「クールチョイスかるた」で遊んで地球温暖化対策を考えた。

菊地選手とかるたを取り合う児童=静岡市駿河区の森下小
菊地選手とかるたを取り合う児童=静岡市駿河区の森下小


 サッカー選手と環境問題の関係を巡り、大久保選手は「急な大雨や雷で練習や試合に影響がある」、菊地選手は「地球温暖化で朝でもものすごく暑くて厳しい」などと語り、ごみの分別やマイボトルの活用など実践している環境への取り組みを紹介した。
 かるたは市民から募ったエコ活動に有効な行動などが読み句に書かれている。グループに分かれた児童の間に選手が交ざって一緒に札を取り合った。参加した4年の岡崎雅人君(9)は「サッカー選手もエコ活動に取り組んでいる。自分もリフューズなど4Rを実践したい」と意気込んだ。
 エスパルスは環境について学べる「エコノート」の贈呈式も同小で開き、選手から代表児童に手渡した。10月中に市内全小学4年生に学校を通じて配布する。
 (社会部・吉田史弥)

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