「やさしい日本語」知って 明治大生 静岡で児童向けワークショップ
静岡市清水区の「市こどもクリエイティブタウンま・あ・る」でこのほど、明治大の学生らによる児童向けの多文化共生ワークショップ「大学生とやさしい日本語を学ぼう」が行われた。
外国人にもわかりやすい「やさしい日本語」の普及に取り組む同大国際日本学部の山脇啓造教授とゼミの学生8人が講師を務めた。小学4~6年生の19人がグループに分かれてかるたで遊んだり、やさしい日本語を使った説明の仕方を話し合ったりして理解を深めた。
進行役を務めた4年の田中柚希さん(23)は「外国人とうまくコミュニケーションができなかったとしても、相手の気持ちを考えて接することを学んでほしい」と語った。
(清水支局・大村花)