静岡茶の明るい未来、壁画に 親子らワークショップ 茶工場、交流拠点へ

 静岡市葵区の製茶問屋「海野兼太郎商店」の茶工場で21日、東京芸術大大学院壁画第二研究室で非常勤講師を務める藤原俊さん(45)=同区=が茶工場の入り口の扉に絵を描くワークショップを開いた。市内の親子4組が参加し、「静岡茶の明るい未来」をイメージした壁画を描いた。

茶畑を描く親子ら=静岡市葵区
茶畑を描く親子ら=静岡市葵区

 静岡市内の旧東海道宿場町でさまざまな体験プログラムを楽しめるイベント「駿河 東海道おんぱく」(東海道歴史街道観光推進協議会主催)内の、同所を交流拠点「茶交場」にするプログラムの一環。
 参加者は、絵の具がついた葉っぱの形をしたスポンジを壁に押したり、「茶畑」の中に好きな生き物を描き入れたりした。清水入江小1年の早川陽大[ようた]君は「絵を描くのが好きだから楽しかった。チョウやライオンを描いた」と笑顔で話した。
 同プログラムは11月11日にも行われ、参加する親子を募集している。申し込みは公式サイトか藤原さん<電090(6144)6330>へ。
 (社会部・五十嵐美央)

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