三遠ネオフェニックス 2季ぶり浜松で勝利 群馬に93―68 Bリーグ

 バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)は21日、第3節12試合を浜松アリーナなどで行った。中地区の三遠は東地区の群馬に93―68で快勝し、ホーム・浜松での開幕戦を白星で飾った。通算成績は4勝1敗とした。

三遠―群馬 第4クオーター、シュートを決める三遠・ラベナ(0)=浜松アリーナ(浜松総局・山川侑哉)
三遠―群馬 第4クオーター、シュートを決める三遠・ラベナ(0)=浜松アリーナ(浜松総局・山川侑哉)
三遠―群馬 第4クオーター、シュートを放つ三遠・ラベナ(中央)=浜松アリーナ(浜松総局・山川侑哉)
三遠―群馬 第4クオーター、シュートを放つ三遠・ラベナ(中央)=浜松アリーナ(浜松総局・山川侑哉)
三遠―群馬 第4クオーター、シュートを決める三遠・ラベナ(0)=浜松アリーナ(浜松総局・山川侑哉)
三遠―群馬 第4クオーター、シュートを放つ三遠・ラベナ(中央)=浜松アリーナ(浜松総局・山川侑哉)

 ワールドカップ(W杯)日本代表の河村を擁する横浜BCは今季のホーム初戦で昨季王者の琉球を89-66で破り、3勝2敗とした。15日の試合まで3戦連続30得点以上をマークしていた河村は、17得点、5アシストだった。琉球は今季初黒星で4勝1敗。西地区の名古屋Dは信州を72-64で、大阪は茨城を100-83で下し、ともに開幕5連勝。

攻撃的守備で主導権
 最後まで攻守につけいる隙を与えなかった。三遠が群馬相手に25点差をつけて圧倒し、今シーズンの浜松アリーナの初戦で白星発進を果たした。浜松での勝利は前々シーズンの2022年2月の滋賀戦以来。これまでの鬱憤(うっぷん)を晴らすかのような快勝で、詰めかけた4千人超のファンを沸かせた。
 「攻撃的な守備」で序盤から主導権を握った。得意の速い展開へと持ち込み、激しい寄せで相手のミスを誘った。リバウンド数、ターンオーバー数などで群馬を上回り、得点に結びつけた。成功率37%を記録した3点シュートもさえ渡った。競り合いが続いた第2クオーター、佐々木、メイテンの連続3点シュートなどで突き放し、その後も効果的にシュートを決めて勝利をたぐり寄せた。
 持ち味を出し切った会心の勝利に大野ヘッドコーチは「これがうちのペース。強度の高い守備から攻撃を展開することができた」とうなずく。浜松では久々となる勝利に「ほっとしている」と実感を込める一方「皆さんに喜んでもらえるゲームを1試合でも多く続けることが使命だと思っている。チームとして努力していく」と次戦以降を見据えた。
 (浜松総局・仲瀬駿介)

 ▽1部
 三遠 4勝1敗 93(24―21 29―14 26―11 14―22)68 群馬 2勝3敗
 ▽2部
 岩手 1勝4敗 74(18―15 22―15 19―19 15―15)64 静岡 2勝3敗

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