「選手応援弁当」完成 J沼津×桃中軒×聖隷福祉事業団 5日、ホーム戦で販売

 弁当製造・販売の桃中軒(沼津市)がサッカーJ3アスルクラロ沼津や聖隷福祉事業団(浜松市中区)の管理栄養士と連携し、アスリートやスポーツをする子ども向けの弁当を開発した。11月5日から今季のクラブホーム戦に合わせて、沼津市の愛鷹広域公園で販売する。来春ごろには冷凍でのインターネット販売を予定する。

弁当を味わう選手=沼津市の愛鷹広域公園
弁当を味わう選手=沼津市の愛鷹広域公園

 エネルギー源の糖質や脂質が豊富で筋力増量をサポートする「パワー弁当」、脂質を抑えた「健やか弁当」、試合前日などに十分な栄養が取れるように量を調整した「チカラメシ」の3種類。9月に行った試食会で、サバのハンバーグなど選手に人気だったメニューを取り入れた。それぞれの弁当の名前も、選手から募集して反映させた。
 30日に持井響太、森夢真、和田育の3選手が弁当を実食。県内産のサバの竜田揚げや白身魚のサンショウ風味レモン添えなど多様なおかずに舌鼓を打った。和田選手は「肉や魚がほしいというリクエストに応えてもらい、おいしかった。パワーがついて頑張れそう」と話した。
 (東部総局・日比野都麦)

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞