大道芸の技、園児魅了 W杯出場2組が登場 静岡の幼稚園

 静岡市で11月2~5日に開かれる「大道芸ワールドカップ(W杯)in静岡」に出場する人気アーティスト2組が1日、プレイベントとしてパフォーマンスを静岡市葵区の横内幼稚園で披露した。園児ら約300人を一流の技で魅了し、W杯の機運を盛り上げた。

パフォーマンスを披露する大道芸W杯出演アーティスト=静岡市葵区
パフォーマンスを披露する大道芸W杯出演アーティスト=静岡市葵区


 マジシャンとジャグラーの2人組で都内を拠点に活動する「イディオッツ」と、名古屋市を拠点とするフラフープのパフォーマー「フーパーまえぴー」さんが登場した。
 イディオッツはテンポよくコミカルな動きで、帽子を使ったジャグリングやトランクケースが空中で動かなくなるパントマイムを披露した。まえぴーさんは、自身しかできないという8本のフラフープを体の先端で回す技や、40本を同時に回す大技などで会場を沸かせた。谷和真君(6)は「靴の中からボールが出てきたマジックが不思議で、楽しかった」と喜んだ。
 プレイベントは同幼稚園PTA「木の芽会」が企画し、12年前から開催している恒例行事。岩崎稔会長は「子どもたちが間近で一流の技を見られる機会はありがたい。思い出に残る行事になれば」と願った。
 (社会部・吉田史弥)

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