幸福度1位 パネルでPR 浜松市西区の若手職員チーム

 住宅メーカー大東建託の「いい部屋ネット街の幸福度ランキング2023」静岡県版が1日発表され、浜松市西区が22年に続いて県内1位に輝いた。同区役所の若手職員でつくるサービス向上プロジェクトチームが、幸福度1位を祝う手製のPRパネルと三角柱スタンドをお披露目した。

職員チームが作成したPRパネルと三角柱スタンド=浜松市西区役所
職員チームが作成したPRパネルと三角柱スタンド=浜松市西区役所

 県内市区町別のランキングは2021年に始まり、ネットアンケートで居住者に幸福度を10段階で質問している。23年は県内で2万1101人が回答。西区は100点満点中68・5点だった。同市では4位の浜北区、5位の東区、7位の北区も上位だった。
 西区役所は住環境をアピールする機会にしようと、チームの8人が1位の要因を分析した。「舘山寺温泉や弁天島温泉など景勝地に恵まれ、観光レクリエーションが充実している」「交通アクセスが良く、農水産業が盛ん」と強みをパネルにまとめ、区役所ロビーに掲示した。「1位」と記した三角柱スタンドは各課の窓口に設置する。
 チームリーダー宮武佑大さん(23)は「住民の皆さんにより地域を好きになってもらえたらうれしい。まもなく行政区再編で西区の歴史が終わるが、記憶に刻まれてほしい」と話した。
 (浜松総局・宮坂武司)

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