貴重な刀剣ずらり 「博物館レベル」の展示会 御殿場・秩父宮記念公園で4、5日

 ごてんば市民芸術祭の一環で貴重な刀剣の数々を紹介する第57回武具刀剣展示会が4、5の両日、御殿場市の秩父宮記念公園で開かれる。重要美術刀剣や特別重要刀剣など高い価値を持つ個人所有の刀剣が並ぶ。

貴重な刀剣の数々が並ぶ展示会=御殿場市の秩父宮記念公園
貴重な刀剣の数々が並ぶ展示会=御殿場市の秩父宮記念公園

 市武具刀剣保存会(高橋浩会長)の会員が、刀剣とつばなどの刀装具を日替わりで飾る。平安時代末期の名刀から明治、昭和時代ごろの「現代刀」まで約50振りのコレクションが展示される。特別重要刀剣である短刀「左 筑州住」や静岡県文化財に指定されている太刀「備州長船家重」などを間近で楽しむことがきる。
 展示会は2日にプレオープンし、来場者が美しく光る刃を食い入るように見つめた。高橋会長は「博物館と遜色ないレベルの展示会」と来場を呼びかける。

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