伊豆の小中生が作る情報誌 第11号テーマは「やってみたい」 保護者らに完成発表

 伊豆市の魅力を地元の小中学生が取材、執筆する地域情報誌「KURURA(くるら)」の第11号が完成し、伊豆市の修善寺生きいきプラザでこのほど、発表会が開かれた。参加した小中学生が取材の感想や地元への思いを保護者や地元住民らに語った。

KURURA第11号の制作に携わった子どもたち=伊豆市の修善寺生きいきプラザ
KURURA第11号の制作に携わった子どもたち=伊豆市の修善寺生きいきプラザ
完成したKURURAの第11号
完成したKURURAの第11号
KURURA第11号の制作に携わった子どもたち=伊豆市の修善寺生きいきプラザ
完成したKURURAの第11号


 情報誌はA4判16ページ。今回は「行きたい!知りたい!やってみたい!!」をテーマに、小学4年から中学3年までの20人が4~6月にかけてさまざまな活動に取り組んだ。
 発表会で子どもたちは「取材や体験を通して伊豆の魅力を見つけることができた」「学校では聞けない人の話をたくさん聞けて良かった」と話した。事務局の高橋いづみさんは「活動の幅が広がった年になった。ほかの地域での制作も増えてきて、KURURAの活動もステップアップさせたい」と意気込んだ。
 KURURAは近日中に市移住情報センター9izu(クイズ)や伊豆箱根鉄道修善寺駅構内の観光案内所などに置かれる。
 KURURAの母体で、小中学生を中心とした子どもたちが地域の魅力や名所を取材し情報誌にまとめて発行している「コロマガプロジェクト」がこのほど、日本デザイン振興会主催のグッドデザイン賞を受賞した。同プロジェクトには全国16カ所の制作実行委員会が参加し、KURURAはその先駆けとなっている。
 (大仁支局・小西龍也)

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