⚽アスルクラロ沼津 好機生かせず、宮崎に惜敗 J3第34節

 J3リーグは5日、各地で第34節の7試合が行われ、沼津は0-1で宮崎に敗れた。

沼津―宮崎 前半、ドリブルで攻め込む沼津の森(左)=愛鷹広域公園多目的競技場(東部総局・田中秀樹)
沼津―宮崎 前半、ドリブルで攻め込む沼津の森(左)=愛鷹広域公園多目的競技場(東部総局・田中秀樹)

 ②愛鷹(宮崎2勝)▽観衆2281人
 宮崎 9勝10分け15敗(37) 1(0―0 1―0)0 沼津 14勝6分け14敗(48)
 ▽得点者【崎】南野(9)

自動昇格圏2位以内に暗雲
 好機を生かせず、痛い黒星となった。J2ライセンス取得後初のホーム戦を飾れず、2位鹿児島との勝ち点は10に。自動昇格圏の2位以内は厳しくなりつつある。
 前半、沼津はテンポよく敵陣にボールを運んで、優位に進めた。前半1分、左サイドのクロスからMF森がヘディングシュートを放ったが、ネットを揺らすことができなかった。3試合ぶりのスタメン出場となった森は「あそこで決めていたら、自分たちのペースで進められたはず」と悔しさをにじませた。
 スコアレスで折り返した後半は、宮崎が好機を増やした。20分、沼津は右サイドから持ち込まれて先制を許すと、相手の勢いに飲まれた。攻撃陣を交代しながら前への圧力を強めたが、流れを変えられなかった。
 中山監督は「ポジションのミスが失点につながった」と振り返り「ボールを持つ選手の選択肢を増やす必要がある。1試合1試合ひたむきに、粘り強く戦っていく」と引き締めた。

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