舞児還し、豪華絢爛 盛大に締めくくる 「遠州森のまつり」
遠州の秋祭りの最後を飾る森町の「遠州森のまつり」は5日、最終日を迎えた。祭りを締めくくる舞児還し(まいこがえし)が盛大に執り行われ、祭りは最高潮に達した。
舞児還しは祭りの3日間三島神社に仕え、舞の奉納を終えた各町内の舞児を家族の元へと送り届ける伝統の祭事で、祭りのクライマックスとして最終日に行われる。
最終日は金守神社から三島神社へみこしを還御した後、二輪屋台が三島神社に集まり、舞児を乗せて各町内へ繰り出した。沿道を埋め尽くす町民らのちょうちんの明かりに包まれながら、豪華絢爛(けんらん)な屋台が引き回され、秋祭りを締めくくった。
(袋井支局・北井寛人)