全国のカツオ逸品 集合 焼津で「魚フェス」 わら焼きのたたき人気

 焼津市は5日、漁業や水産文化を発信する「魚(とと)フェス」を焼津漁港新港地区で開いた。全国カツオまつりサミット(同実行委主催)に合わせた行事で、マグロ丼やかつお節、なまり節といった地元水産加工品販売やカツオ一本釣りの模擬体験などを通じて、「さかなのまち」の魅力を発信した。

カツオのわら焼きの実演コーナー=焼津市内
カツオのわら焼きの実演コーナー=焼津市内
カツオやマグロなど水産加工物が並んだ「魚フェス」=焼津市内
カツオやマグロなど水産加工物が並んだ「魚フェス」=焼津市内
カツオのわら焼きの実演コーナー=焼津市内
カツオやマグロなど水産加工物が並んだ「魚フェス」=焼津市内


 会場内には、焼津市内の水産加工会社がブースを設け、マグロやカツオ、サバ、シラスといった焼津ならではの加工品を販売した。なかでも焼津市と高知県中土佐町それぞれの製法によるわら焼きのカツオたたきが振る舞われたコーナーには、長蛇の列ができた。商品提供ブースの近くでは、わら焼きの実演が行われ、来場者はその様子を写真に収めていた。
 全国カツオまつりブースでは、西伊豆町、鹿児島県枕崎市や指宿市、宮崎県日南市、高知県土佐清水市、宮城県気仙沼市がそれぞれ自慢の逸品を出品した。
 地元高の生徒が指導役となってのさおを使ったカツオ一本釣り、漁師の基本となるロープワークのそれぞれ体験コーナーも設けられ、子どもを中心に人気を博した。
 (焼津支局・福田雄一)

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