サトイモ「女早生」の出荷始まる 静岡市清水区山間部 きめ細かくもっちり質感

 静岡市清水区の両河内地区などの山間部で栽培されているサトイモの品種「女早生(おんなわせ)」の出荷が6日朝、始まった。市内の市場や直販店などで販売されるほか、同区内の小中学校の給食でも提供される予定。

収穫した女早生を持ち込んだ生産者=JAしみず両河内支店
収穫した女早生を持ち込んだ生産者=JAしみず両河内支店

 同日午前8時ごろから収穫した女早生を生産者が同区のJAしみず両河内支店に持ち込み、大きさや品質をチェックして箱詰めを行った。茶収入の補完作物として栽培されている女早生は、きめの細かい肉質ともっちりとした質感が特徴。今年は夏の高温と少雨による乾燥の影響で全体的に小玉傾向だという。来週以降徐々に出荷量が増加し、11月末までの合計は約1・5トンを見込む。

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