卓球Tリーグ 静岡「地元戦初勝利を」 プレーオフ圏3位以内へ 10日から3連戦

 卓球Tリーグ男子の静岡は10~12日、グランシップ(静岡市駿河区)で東京、彩たま、岡山との3連戦に臨む。チームはここまで5勝5敗、3位岡山と同じ勝ち点17の4位でシーズン前半を折り返した。8月の開幕週以来となるホーム戦へ、監督兼任の森薗は「勝って(上位3チームが進む)プレーオフ戦線に食い込んでいく」と地元初勝利を誓う。

通算7勝1敗で得点源になっている森薗(奥左)・龍崎(右)のダブルスペア。地元初勝利の鍵を握る
通算7勝1敗で得点源になっている森薗(奥左)・龍崎(右)のダブルスペア。地元初勝利の鍵を握る

 参戦初年度は3連敗スタートから4連勝。その後2連敗したが、5日に金沢を下して勝率を5割に戻した。「前半戦は想定以上。今後もこの戦いを続けられるかがポイント」と森薗。シーズン後半の幕開けにもなる地元戦は試金石になる。
 鍵を握るのは森薗・龍崎のダブルス。ここまで7勝1敗。フットワークに優れた2人が動き回り「1点1点に食らい付くいいラリーができている」(龍崎)と他チームを圧倒する。また、全国高校総体シングルス覇者の三木(山口・野田学園高)、同3位の坂井(愛知・愛工大名電高)の高校生コンビも帯同予定だ。
 2人は龍崎、横谷、松下が他大会に出場して不在だった10月下旬の東京、岡山戦でTリーグデビュー。チームは連敗したが、東京戦では坂井が元日本代表の大島から金星を挙げた。今回も起用される可能性は十分あり、坂井は「ミスが少ない安定感が持ち味。強い相手に向かっていきたい」と意気込む。
 (山本一真)

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