岩崎亜久竜(清水町出身)、2勝目狙う 太平洋マスターズゴルフ、御殿場で開幕

 男子プロゴルフツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」(静岡新聞社・静岡放送後援)は9日、御殿場市の太平洋クラブ御殿場コース(7262ヤード、パー70)で開幕した。10月に国内三大大会の日本オープン選手権でツアー初優勝を飾った岩崎亜久竜(25)=清水町出身=が凱旋(がいせん)し、地元で2勝目を狙う。

ティーショットを放つ岩崎亜久竜選手=9日午前、御殿場市の太平洋クラブ 御殿場コース(写真部・宮﨑隆男)
ティーショットを放つ岩崎亜久竜選手=9日午前、御殿場市の太平洋クラブ 御殿場コース(写真部・宮﨑隆男)
ティーショットを放つ岩崎亜久竜=太平洋C御殿場コース(写真部・宮崎隆男)
ティーショットを放つ岩崎亜久竜=太平洋C御殿場コース(写真部・宮崎隆男)
ティーショットを放つ岩崎亜久竜=太平洋C御殿場コース(写真部・宮崎隆男)
ティーショットを放つ岩崎亜久竜=太平洋C御殿場コース(写真部・宮崎隆男)
ティーショットを放つ岩崎亜久竜=太平洋C御殿場コース(写真部・宮崎隆男)
ティーショットを放つ岩崎亜久竜=太平洋C御殿場コース(写真部・宮崎隆男)
ティーショットを放つ岩崎亜久竜=太平洋C御殿場コース(写真部・宮崎隆男)
ティーショットを放つ岩崎亜久竜=太平洋C御殿場コース(写真部・宮崎隆男)
ティーショットを放つ岩崎亜久竜選手=9日午前、御殿場市の太平洋クラブ 御殿場コース(写真部・宮﨑隆男)
ティーショットを放つ岩崎亜久竜=太平洋C御殿場コース(写真部・宮崎隆男)
ティーショットを放つ岩崎亜久竜=太平洋C御殿場コース(写真部・宮崎隆男)
ティーショットを放つ岩崎亜久竜=太平洋C御殿場コース(写真部・宮崎隆男)
ティーショットを放つ岩崎亜久竜=太平洋C御殿場コース(写真部・宮崎隆男)

 岩崎はスタートの10番でラフからきっちりパーセーブ。11番では豪快なティーショットを見せてギャラリーを沸かせた。
粘って4バーディ― 首位と5打差
 国内メジャー「日本オープン」でのツアー初優勝から初めて迎えた地元戦。岩崎はショットが安定せず5ボギーと苦しみながらも、4バーディーを奪った。首位と5打差の上位が狙える位置で初日を終え「いい緊張感でプレーできている」と振り返った。
 10番スタートからボギーが二つ先行して迎えた18番で、7メートルのスライスラインをねじ込みこの日最初のバーディー。再び2オーバーで迎えた8番は2打目をピンに絡めて取り返した。
 ショットの精度が上がらない中でも、バンカーからのリカバリーなどで好機は作れている。17、4番で短いパーパットを外したような細かいミスを修正できれば、ビッグスコアにつながりそうだ。
 初優勝を飾った時は数百通のお祝いメッセージが届いたという。地元ファンのひときわ大きな期待も感じ「難しいコースだが、バーディーを狙っていきたい」と2日目からのチャージを誓った。
(山本一真)

小鯛、幡地ら首位発進
 ツアー1勝の小鯛竜也、ともに未勝利の幡地隆寛と大堀裕次郎の3人が4アンダーの66で首位に並び、宮里優作、今平周吾ら5人が1打差の4位につけた。金谷拓実と蟬川泰果は68で9位。前週優勝で賞金ランキング1位の中島啓太、前年覇者石川遼は69で25位発進となった。(賞金総額2億円、優勝4千万円、出場87選手=アマ5、曇り、気温16・5度、北東の風2・5メートル、観衆4427人)
宮里好スタート
 43歳の宮里が久々の好スタートを切った。賞金王に輝いた2017年をほうふつとさせる正確なショットを武器に、6バーディー(3ボギー)で首位と1打差の4位。「アイアンショットが結構良かった。組み合わせにも恵まれ流れに乗れた」と口調も滑らかだ。
 最初の10番でバーディー発進したが、前半は波があり伸ばしきれなかった。しかし、同組の蟬川泰果と谷原秀人から、いいイメージをつかんで、自らのプレーに生かすベテランらしい立て直しを見せた。
 今季は前週まで22試合に出場し、予選落ち12度と精彩を欠く。ただ、この大会は東北福祉大時代に初出場した2000年に8位、翌年は2位と相性がいい。「大好きなコースなので何とか『あれ(優勝)』につなげたい」と、プロ野球で日本一になった阪神にちなんで、通算8勝目を見据えた。

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