建立当時を“再現” 奈良時代の衣装で行列 磐田・遠江国分寺まつり

 奈良時代に現在の磐田市に建てられた遠江国分寺の歴史を伝える「遠江国分寺まつり」(同実行委主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が11日、国指定特別史跡・遠江国分寺史跡公園(同市中泉)などで開かれた。「国司一行国分寺参拝行列」と題して往時の様子が“再現”され、来場した市民が思いをはせた。

歴史衣装に身をつつんだ地元関係者らの「国司一行国分寺参拝行列」=磐田市中泉
歴史衣装に身をつつんだ地元関係者らの「国司一行国分寺参拝行列」=磐田市中泉
歴史衣装に身をつつんだ地元関係者らの「国司一行国分寺参拝行列」=磐田市中泉
歴史衣装に身をつつんだ地元関係者らの「国司一行国分寺参拝行列」=磐田市中泉
瓦などの出土品を紹介する特設ブース=磐田市中泉
瓦などの出土品を紹介する特設ブース=磐田市中泉
歴史衣装に身をつつんだ地元関係者らの「国司一行国分寺参拝行列」=磐田市中泉
歴史衣装に身をつつんだ地元関係者らの「国司一行国分寺参拝行列」=磐田市中泉
瓦などの出土品を紹介する特設ブース=磐田市中泉

 地元関係者ら約60人が全国に国分寺の建立を命じた聖武天皇や光明皇后、遠江国司の桜井王などに扮(ふん)した。歴史衣装に身を包み、厳粛な面持ちでJR磐田駅北口から公園までゆっくりと歩みを進めた。
 公園内では市が特設ブースを設け、瓦などの出土品を展示。かつて本尊が置かれた金堂の礎石の見学や史跡を巡るツアーも行った。ステージでは磐田西高ダンス部や磐田第一中吹奏楽部などによるパフォーマンスも行われ、花を添えた。

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