⚾広島育成2位の佐藤啓介内野手 「まずは静岡大初の支配下」 指名あいさつに抱負

 プロ野球ドラフト会議で広島から育成2位指名された静岡大の佐藤啓介内野手は14日、松本有史担当スカウトら球団関係者の訪問を同大で受けた。広角に長打が打てる打撃に期待する新井貴浩監督の言葉を伝え聞いた佐藤は「まずは静大初の支配下に上がり、新井監督にさらに期待されるようになりたい」と意気込みを語った。

松本スカウト(左)から広島の帽子をかぶらせてもらう佐藤=静岡大
松本スカウト(左)から広島の帽子をかぶらせてもらう佐藤=静岡大

 佐藤は181センチ、92キロの大型内野手。目標の選手には今季、日本一になった阪神のリードオフマン近本光司外野手を挙げ「タイプは異なるが、一つ一つの動きに意味がある。自分も頭を使える選手を目指す」と語った。
 1月の新人合同自主トレに向け「もう勝負は始まっている。筋力アップや体の可動域を広げ、思い通りの動作ができるようしたい」と決意を新たにした。
 松本スカウトによると、広島に国立大出身者が入団するのは初めて。「本塁打も打てるので、西川(龍馬外野手)のようになってくれるのでは」と、FA移籍が決定的となった主軸級に成長することを期待した。

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