通学路の危険をチェック 静岡・清水一中生が災害図上訓練

 静岡市清水区宮代町の清水一中は16日、登下校中に地震が発生した場合の避難方法について災害図上訓練(DIG)を通じて考える講座を校内で開いた。

通学路の危険箇所を確認する生徒=静岡市清水区の清水一中
通学路の危険箇所を確認する生徒=静岡市清水区の清水一中

 区役所地域総務課で防災・防犯を担当する職員が講師を務めた。1年生約75人が居住地域別に18グループに分かれ、それぞれの地域の白地図に警察や消防などの施設、自宅や河川の場所をマーク。落下物やブロック塀の倒壊のおそれがある道や津波浸水想定区域なども書き込み、通学路の危険箇所を確認した。
 生徒は「ここは一方通行の道」「この道のどちら側にいるかによって逃げる経路が変わる」などと意見を出して話し合い、防災への意識を高めた。
 (清水支局・大村花)

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