秋の磐田路 J1復帰ジュビロ選手と快走 メモリアルマラソンに県内外5079人

 第26回ジュビロ磐田メモリアルマラソン(NPO法人磐田市スポーツ協会主催、静岡新聞社・静岡放送共催)が19日、同市新貝のヤマハスタジアムを発着点とする市内コースで開かれた。静岡県内外から5079人が出場し、サッカーJ1復帰を決めた選手とともに、秋の磐田路を駆け抜けた。一斉にスタートするランナー=磐田市新貝
 ハーフ、5キロ、3キロの約20部門を設けた。出場者は爽やかな秋晴れの下、自身の記録更新を目指して力走した。順位を競うだけでなくコスプレをしたり、家族そろって完走を目指したりするランナーの姿もみられ、それぞれの目的に合った部門で大会を楽しんだ。
 3キロのスターターはジュビロ磐田の主将山田大記選手が務めた。レースには、J1復帰に導く決勝ゴールを決めた松本昌也選手や現役高校生の後藤啓介選手ら4人が参加し、圧倒的なスピードで会場を盛り上げた。完走した選手らはゴール付近で待機し、ハイタッチでランナーを迎えた。ハイタッチでランナーを迎えるジュビロ磐田の選手たち=磐田市新貝
 今大会は、前回より定員を増やしたほか、5キロコースも4年ぶりに再開し、コロナ禍前の形式で行われた。家族4人で出場した磐田市の会社員坪井ゆりさん(34)は「沿道から『頑張れ』といった声が力になった」と話し、娘の菜緒さん(7)は「疲れたけれど楽しかった」と笑顔をみせた。一斉にスタートするランナー=磐田市新貝笑顔でゴールするランナー=磐田市新貝
 (磐田支局・崎山美穂)

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