JR東静岡駅南口「ヒガナン」 活性化へイベント 静岡県内7大学生が研究発表

 静岡県は23日、JR東静岡駅南口周辺のにぎわい創出を目指すイベント「ヒガナンフェスティバル」を静岡市駿河区のグランシップで開いた。県内7大学のゼミなどがブースを構え、パネルで研究内容を紹介した。

来場者に研究成果を発表する学生=静岡市駿河区
来場者に研究成果を発表する学生=静岡市駿河区

 周遊促進に向け学生が菊川市と連携したサイクリングマップ制作プロジェクトや、消滅危機にあるという静岡市葵区井川地域の方言に関する調査、高齢者の居場所づくりを巡る提言など多様な成果が発表された。
 県の「ヒガナン・アンバサダー(大使)」を務めるAKB48の橋本陽菜さんと山根涼羽さんがトークショーで盛り上げたほか、屋外の広場では竹灯籠作りのワークショップなどが展開された。
 イベントは県立大経営情報学部ツーリズム研究センター長の八木健祥教授と県の共同演習授業の一環。八木教授は「東静岡駅は複数の大学に向かうバス停があり、学生が集まりやすい場所。県内大学の魅力を知ってもらう機会になれば」と期待した。

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