地域の魅力発掘 冊子に 伊豆の国 小中生 「IZUCCO」第4号お披露目
伊豆の国市の小中学生が作る地域情報誌「IZUCCO(いずっこ)」第4号が完成し、制作実行委員会はこのほど、同市のトヨタユナイテッド静岡伊豆の国店で発表会を開いた。活動に参加した小中学生ができたばかりの冊子をお披露目し、活動を振り返った。
小学3~6年生20人がグループに分かれ、「伊豆の国市を食べつくそう」をテーマに市内の名物や特産品を取材した。中学1、2年生5人がバックアップした。子どもたちの記事や写真、イラストを専門家が編集してA4判カラー14ページの冊子にまとめた。
発表会で子どもたちは「おいしい食べ物を作るためにたくさんの苦労があることが分かった」などと体験を振り返った。温泉まんじゅうや蜂蜜をその場で試食して「食レポ」も披露した。冊子について「これまで知らなかったことをたくさん紹介しているので注目してほしい」とアピールした。
実行委員長の中野あゆみさんは「体験を通じて自分の住む街の良さを知り、好きになってくれたらうれしい」と話した。
冊子は6千部作った。公共施設や取材先に置き、同市の小中学校と特別支援学校の児童生徒全員に配布する。
(大仁支局・小西龍也)