「どうする家康」浜松の大河ドラマ館、来館50万人達成 目標より2カ月早く

 浜松市中区の「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」の来館者が25日、50万人に達し、市が記念式典を開いた。50万人目の来館者となった千葉県市川市の小学6年松立幸大君(12)と家族3人が中野祐介市長とくす玉を割り、記念品の地場農産物を受け取った。

中野浜松市長(左)とくす玉を割る松立幸大君(右から3人目)と家族=同市中区の「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」
中野浜松市長(左)とくす玉を割る松立幸大君(右から3人目)と家族=同市中区の「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」

 松立君は歴史が好きで、全国の城を家族と巡っている。この週末は愛知県の岡崎城や吉田城も訪れたという。「ドラマで浜松城に興味を持った。浜松は城が大きくて目立っている印象。びっくりしたけれど、うれしい」と感想を話した。
 年間来館者50万人を目標に掲げて1月22日にプレオープンし、約2カ月早いペースで達成した。頻繁な展示品の更新やイベントの開催といった工夫を重ね、リピーターの獲得に成果を上げている。中野市長は「いつ来ても新しい発見がある施設を目指している。残る期間も多くの方に来てほしい」と呼びかけた。
 営業は来年1月14日まで。現在は限定ステッカーの配布や地場産品が当たる抽選を実施中。この日は「戦国フェスティバル」と題して模擬チャンバラ合戦や手裏剣投げ体験などのイベントを行った。

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