150周年祝う 浜松市天竜区・水窪小 地域への思い込め合唱

 水窪小の記念式典は、同市天竜区水窪町の水窪文化会館で開かれた。児童全25人、保護者、地域住民らが一堂に集まり、節目を祝った。

嵐の「ふるさと」を歌う児童=浜松市天竜区水窪町の水窪文化会館
嵐の「ふるさと」を歌う児童=浜松市天竜区水窪町の水窪文化会館

 同小は1873(明治6)年に創立した。町内にある複数の学校と統合を繰り返し、現在は同町で唯一の小学校。現在の校舎は2001年に建設された。本年度の新入生は開校以来初のゼロだった。
 記念式典は、同小が毎年実施している学習発表会「かしのきシアター」と合わせて開催した。浮田佳昭校長は「子どもたちが水窪町を将来背負っていけるように、地域と共に歩む学校を目指していきたい」と話した。学校の歴史をまとめた映像と授業や行事の様子などを紹介する映像を上映した。
 児童25人全員で嵐の「ふるさと」を歌い、地元住民から大きな拍手が寄せられた。
 6年の三石秋音君(12)は「水窪小はみんな仲良くて楽しい場所。これからも変わらず、にぎやかな学校のままであってほしい」と話した。
 (水窪支局・大沢諒)

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