薬物乱用「ダメ。ゼッタイ。」JR静岡駅で啓発 大麻グミにも注意喚起
静岡県などは27日、薬物乱用防止を呼びかける街頭キャンペーンをJR静岡駅構内で実施した。県警の担当者や県薬物乱用防止指導員ら約30人が参加し、駅を利用する学生や若者らに啓発品を配った。
参加者は「薬物乱用はダメ。ゼッタイ。」と書いたたすきを身に着けてポケットティッシュを配り、覚醒剤や危険ドラッグなどの乱用防止を呼びかけた。県内外で健康被害が相次ぐ大麻に似た成分を含むグミの注意喚起も併せて行った。
県薬事課の米倉克昌課長は、県内では近年、若者を中心に大麻事件の摘発者が急増しているとした上で「薬物に関する間違った情報が若者の間で広まっている。絶対に手を出さないでほしい」と呼びかけた。