「感動届けたい」稽古に熱 磐田の市民劇団、2日発表会
磐田市上新屋の複合施設アミューズ豊田で2日、市民劇団「アミューズふるさと劇団」の成果発表会が開かれる。8月から準備する中学生から70代までの5期生団員7人が、本番に向けて客席に感動を届けようと稽古に励んでいる。
宮沢賢治の童話「セロ弾きのゴーシュ」をベースにした舞台を披露する。団員たちはこれまで、「劇団たんぽぽ」(浜松市)のメンバーの助言を受けながら、月3回程度の練習に励んできた。30日夜に同館で行われた直前練習では、せりふの掛け合いや立ち位置、動作などを入念に確認した。
初参加の公務員田中孟丈さん(24)=磐田市=は「もともと演劇に興味があった。表現することに挑戦し、自分を変えたいと思った」と話し、「(団員同士)互いに高め合って劇に向き合っている。緊張するけれど本番が楽しみ」と声を弾ませた。
発表会は午後2時半開場、3時開演。全席自由でチケットは500円。未就学児は無料。問い合わせはアミューズ豊田<電0538(36)3211>へ。
(磐田支局・崎山美穂)