浦川小150周年 長い歴史の節目祝う「浦川歌舞伎」 堂々と

 浜松市天竜区佐久間町の浦川小で2日、開校150周年を祝う記念式典と学習発表会が開かれた。児童全11人と保護者、地元住民が学校の長い歴史を祝った。

伝統芸能「浦川歌舞伎」で堂々とした演技を披露する児童=浜松市天竜区佐久間町の浦川小
伝統芸能「浦川歌舞伎」で堂々とした演技を披露する児童=浜松市天竜区佐久間町の浦川小

 式典で小杉英司校長は「浦川小の歴史はまさしく地域と歩んできた。地域に支えられていたことや学校で学んだことを生かしてほしい」とあいさつ。学校の歩みや在校児童を紹介するスライドショーを流した。
 学習発表会で5、6年生は歴史をテーマにした寸劇を披露した後、将来の夢をスピーチした。2~6年生は伝統芸能「浦川歌舞伎」を堂々した演技でこなし、大きな拍手が贈られた。6年の井辺柚希さん(12)は「人は少ないけど、学年問わず仲良くて楽しい学校。6年通うことができてよかった」と話した。
 浦川小は1873(明治6)年創立。1981年に現在の校舎が建てられた。2025年度に同町の佐久間小と統合する予定。

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