友好都市10周年祝う 伊豆市と平塚市 交流加速へ

 伊豆市はこのほど、同市の観光施設「修善寺虹の郷」で、友好都市の神奈川県平塚市との提携10周年記念式典を開催した。両市は節目を祝うとともに、さらなる交流を誓い合った。

友好の証の「相州だるま」を披露する(左から)落合平塚市長と菊地伊豆市長=伊豆市の「修善寺虹の郷」
友好の証の「相州だるま」を披露する(左から)落合平塚市長と菊地伊豆市長=伊豆市の「修善寺虹の郷」

 平塚市から記念品として一対の「相州だるま」が贈られた。一つは青色で湘南の海をイメージし、もう一つは緑色で伊豆市の山々の自然を表現したという。両市長が互いのだるまに目入れもした。伊豆市からは返礼に特産のわさび漬け、梅ドロップなどが贈られた。参加者は同施設内を散策し、秋の伊豆市を楽しんだ。
 菊地豊伊豆市長は10周年を喜びながら、「これからも友好関係を20年へと続けたい。伊豆市の風景を楽しんで」などと歓迎した。落合克宏平塚市長は「平塚と伊豆の結びつきを深くし、交流を進めていきたい」と述べた。
 平塚市は市制50周年事業として1982年、天城湯ケ島町と市民休養の郷提携盟約を結んだ。伊豆市に合併した後も継続し、2013年に友好都市提携した。物産展や市民ツアーの相互派遣、小学生の交流などに取り組んでいる。
 (大仁支局・小西龍也)

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