冬晴れ2600人疾走 袋井クラウンメロンマラソン ゲスト川内選手と交流も

 袋井の師走の風物詩「袋井クラウンメロンマラソン」(袋井市スポーツ協会主催、静岡新聞社・静岡放送共催)が10日、同市と掛川市にまたがる小笠山総合運動公園で開かれた。エコパスタジアムを発着点に冬晴れの青空の下を市民ランナーが疾走した。

一斉にスタートを切ったランナー=袋井市のエコパスタジアム
一斉にスタートを切ったランナー=袋井市のエコパスタジアム

 「公務員ランナー」として世界選手権にも出場した川内優輝選手=あいおいニッセイ同和損保=がゲストランナーとして招かれた。市民ランナーは北海道から沖縄まで、24都道府県から参加。ハーフマラソンと10キロ、小中学生を対象とした3キロの3部門に小学生から70代までの約2600人がエントリーし、周回コースを走った。
 ハーフマラソンでは、男子総合は湖西市の田中孝貴さん(29)が1時間8分17秒で、女子総合は焼津市の佐野亜友美さん(41)=TKナイン=が1時間22分45秒でそれぞれ優勝した。
 川内選手はハーフマラソンで1時間7分25秒の走りを披露したほか、サイン会や、前日には講演会などを実施してファンと交流した。
 袋井太鼓や袋井高ダンス部のパフォーマンスも実施され、会場を盛り上げた。大会の様子は袋井市スポーツ協会がインスタグラムでライブ配信した。
 (袋井支局・北井寛人)

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