新年縁起物「福矢」最盛期 静岡浅間神社 8000本「皆さんが幸せに」

 静岡市葵区の静岡浅間神社で、家内安全や無病息災を願う新年の縁起物「福矢(破魔矢)」作りが最盛期を迎えている。11日は同神社の敬神婦人会の8人が、大小、紅白計4種類の福矢に、来年の干支(えと)の辰(たつ)を描いた絵馬を取り付けた。
家内安全などを願って作られる福矢=静岡市葵区の静岡浅間神社 福矢作りは11月下旬から始まり、正月に向けて約8000本を仕上げる。同会の安池照江会長(88)は「県内外の皆さんが幸せになりますように」と心を込めて一つ一つ丁寧に絵馬を結わい付けた。
 同神社では2020年から、新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため年内に参拝を済ませ、縁起物を入れ替える「幸先詣(さいさきもうで)」を実施している。
 (社会部・鈴木志穂)

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  • SBSテレビニュース「『幸せになってという気持ちで』厄を払って福を呼ぶ縁起物『福矢』正月に向け 8000本心込め準備 静岡浅間神社」

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