黒はんぺん オンラインで同時実食人数 ギネス認定 焼津中央高と鳥取・米子高専連名

 焼津中央高(焼津市小土)の生徒たちによる地元名物黒はんぺんを同時に食べた人数がギネス世界記録に認定された。11日に同校で認定証が生徒たちにお披露目され、喜びを分かち合った。

お披露目された認定証を見て喜びを共有しあう生徒たち=11日午後、焼津市小土の焼津中央高
お披露目された認定証を見て喜びを共有しあう生徒たち=11日午後、焼津市小土の焼津中央高

 同校の1、2年生を中心とする生徒たちは11月4日、魚のすり身をベースにしたフィッシュケーキをオンラインで同時に食べた最多人数を競うギネスの新設部門に挑戦。284人が参加し、審査の結果、229人が同時に食べたと認定された。同校と、記録の申請などで協力した米子高専(鳥取県)との連名で認められた。プロジェクトリーダーの前田菜摘さん(17)=2年=が認定証を掲げると、生徒たちから大きな拍手が起こった。
 前田さんを中心とした生徒4人が地元の名物を使って町おこしをしたいと企画。米子高専の谷藤尚貴教授の協力を得ながら、実施にこぎ着けた。前田さんは「初めての試みで認定されるか不安だった」とほっとした表情を浮かべた。

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