古着や食品回収の輪広がれ 静岡の清水桜が丘高生、地元でイベント

 静岡市清水区の清水桜が丘高は16日、古着回収やフードドライブ活動などの持続可能な開発目標(SDGs)に向けたイベントを清水駅前銀座商店街で行った。有志約30人と美術部、吹奏楽部の生徒が参加し、SDGsへの意識を高めるとともに地域とのつながりを強めた。

古着回収やフードドライブ活動などに取り組んだイベント=静岡市清水区の清水駅前銀座商店街
古着回収やフードドライブ活動などに取り組んだイベント=静岡市清水区の清水駅前銀座商店街

 家庭で不要になった古着や食品の回収ボックスを設けて買い物客らに協力を呼びかけたほか、ペットボトルのふたを使ったネックレス作りのブースも設けた。生徒会長の滝戸菜波さん(2年)は「商店街と一緒に活性化に取り組むと同時に、学校だけでなく地域全体でSDGsへの意識を高めていきたい」と話した。
 昨年から実施している活動で今回が4回目。学校の長期休みには食べ物に困る子どもたちが増えることから、夏休み前と冬休み前に企画している。集まった古着や食品はNPOなどを通じて寄付される。
 (清水支局・大村花)

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