地元袋井の球児と交流 元プロ野球選手・浦野さん 浅羽中でキャッチボール指南

 静岡県野球連盟袋井支部はこのほど、袋井市山崎出身、元プロ野球選手でふくろい未来大使を務める浦野博司さん(34)が講師を務める対談形式の講演会を、浦野さんの母校である浅羽中で開催した。

元プロ野球選手の浦野さんが野球少年らに助言した講演会=袋井市の浅羽中
元プロ野球選手の浦野さんが野球少年らに助言した講演会=袋井市の浅羽中

 地元少年野球チームメンバーや同校野球部員ら約150人が参加した。浦野さんは自身の経験や体験談を紹介したほか、同僚だった大谷翔平選手の印象や尊敬していた選手など、参加者の質問にも答えて交流した。現役時代、毎日行っていたというキャッチボールを披露した場面では、「相手の胸に向かって投げることと、肩慣らしではなく常に試合を意識することを大切に」と助言した。
 浦野さんは2014年、ドラフト2位で北海道日本ハムファイターズに入団。先発や抑え投手として活躍した。20年シーズンで現役を引退し、現在は球団職員で、来季から2軍投手コーチを務める。講演会は、野球少年団の競技力向上などを目的に開催された。
 (袋井支局・北井寛人)

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