来年4月に天守復元30周年 掛川城ロゴマーク検討 実行委

 2024年4月に天守復元30周年を迎える掛川城の記念事業実行委員会の第4回会合が21日、掛川市役所で開かれた。事務局からロゴマークとポスター案が示され、委員が意見を出しながら検討した。ロゴマークは検討結果を反映させた上で、年内に市民投票を開始する予定。
 ロゴマーク案は5パターンが示された。掛川城は日本初の本格木造天守閣として復元されたことから、木の断面をデザインに組み込んだり丸い形を取り入れたりするものが目立った。委員からは「復元した1994年を入れるとよい」「用途別に使い分けるべき」などの意見が出た。10以上のパターンが示されたポスター案は、使用する写真を選び、次回検討を進めるとした。
 そのほか、記念事業基本計画案の詳細を確認した。
 (掛川支局・山本萌絵佳)

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞