バスケB1・三遠20勝 首位快走 信州に96―55

 バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)は24日、第14節12試合を浜松アリーナなどで行った。中地区の三遠は年内最後のホームゲームで同地区の信州を96―55の大差で破った。通算成績は20勝4敗とした。

三遠―信州 第2クオーター、シュートを決める三遠・メイテン(1)=浜松アリーナ(浜松総局・山川侑哉)
三遠―信州 第2クオーター、シュートを決める三遠・メイテン(1)=浜松アリーナ(浜松総局・山川侑哉)

 ▽1部
三遠 20勝4敗 96(31―10 25―13 16―12 24―20)55 信州 4勝20敗
SR渋谷 11勝13敗 82―68 富山 3勝21敗 
三河 16勝8敗 83―78 広島 11勝13敗 
北海道 6勝18敗 77―64 京都 7勝17敗 
佐賀 13勝11敗 102―63 横浜BC 10勝14敗 
秋田 12勝12敗 88―72 茨城 1勝23敗 
島根 14勝10敗 76―60 宇都宮 18勝6敗 
名古屋D 16勝8敗 82―59 A東京 20勝4敗 
琉球 18勝6敗 81―72 群馬 11勝13敗 
FE名古屋 13勝11敗 84―67 川崎 15勝9敗 
千葉J 13勝11敗 96―72 仙台 11勝13敗 
大阪 12勝12敗 90―72 長崎 13勝11敗

同一カード連勝 今季8度
 今シーズンの好調ぶりを象徴するような完勝劇―。中地区首位を独走する三遠が勢いを感じさせる試合運びで信州を寄せ付けず、今季8度目となる同一カード連勝を決めた。
 序盤から強さが際立った。激しい守備でプレッシャーをかけ、速い展開の攻撃でペースを握った。成功率38%超を記録した3点シュートを効果的に決め、リバウンド数でも上回るなど終始主導権を渡さなかった。最多の24得点、13リバウンドをマークして「ダブルダブル」を達成し、攻守で存在感を放ったメイテンは「今の状態、取り組みを継続できれば結果はついてくる」と充実感をにじませる。
 “クリスマスゲーム”を快勝し、今季最多4854人のブースターを沸かせた三遠。地区最速で20勝に到達し、さらに波に乗る。それでも、チームに慢心はない。大野ヘッドコーチはこれまでの戦いに手応えを示しつつ「試合ごとにベストに持っていけるよう努力を続けていく」と見据えた。
 (浜松総局・仲瀬駿介)

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