大谷選手のグラブ静岡県内にも到着 函南と島田、「野球しようぜ!」メッセージカードも

 米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手が日本国内の全小学校に三つずつ寄贈しているグラブが25日、静岡県内の一部市町に届いた。児童の元に届くのは冬休み明けの予定。大谷選手からの粋な〝クリスマスプレゼント〟に、グラブが入った段ボールを受け取った市町職員は「子どもたちの喜ぶ顔が見たい」と頬を緩めた。

大谷翔平選手から届いたグラブを確認する島田市職員=25日午前、島田市役所
大谷翔平選手から届いたグラブを確認する島田市職員=25日午前、島田市役所

 島田市役所には同日午前、市内全17校分が届き、市職員が確認した。各校につき、大谷選手のサインがプリントされた右利き用二つと左利き用一つの計三つで、「野球しようぜ!」の写真入りメッセージカードも添えられた。同市学校教育課の岩尾秀幸主席指導主事は「島田市は野球が盛んな地域。みんな喜んでくれると思う」と笑顔で話した。
 函南町役場にも町内5校分のグラブが到着。同町の久保田浩子教育長は「世界の大谷選手の活躍や人柄に、野球少年に限らず多くの人が共感している。子どもたちはグラブを通して勇気や希望をもらい、自分も頑張ろうという気持ちになってくれるはず」と期待した。

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  • SBSテレビニュース「『お年玉のような形で届けたい』大谷翔平選手からグローブ届く “クリスマスプレゼント”に大人たちも大喜び=静岡・島田市」

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