オペレッタ復活調整入念 焼津の合唱団「ゆりかもめ」1月定演

 焼津市少年少女合唱団「ゆりかもめ」が2024年1月21日の定期演奏会に向けて最終調整を進めている。コロナ禍前は定番だった、せりふと踊りのあるオペレッタ風演出が今回復活。最上級の中3生を中心に、1年間の集大成となるステージに向け、練習に励んでいる。

歌声やせりふ、動きを確認する団員たち=焼津市焼津の焼津南小
歌声やせりふ、動きを確認する団員たち=焼津市焼津の焼津南小

 団員は市内在住の小学3年から中学3年までの児童生徒28人。演奏会では、1部で「ふるさとの四季」と題した春夏秋冬それぞれの唱歌をメドレーで歌い上げる。2部はディズニー映画で使われる楽曲などに合わせて、歌、せりふ、踊りを披露する。今回から団員はマスクを外して登壇する。
 24日に焼津南小(同市焼津)で行われた練習では、1部は団の制服、2部はステージ衣装で本番の動きやパートごとの音程、せりふの言い回しなどを確認した。団長の杉山悠歌さん(15)は、マスクを外して歌えることに心を躍らせ「出演者の豊かな表情に注目してほしい」と語った。
 定期演奏会は大井川文化会館ミュージコ(同市宗高)で行われる。入場無料。
 (焼津支局・福田雄一)

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