「喜びの便り届けて」 年賀状配達始まる 静岡中央郵便局で出発式

 年賀状の配達が1日、静岡県内各地で一斉に始まった。静岡市葵区の静岡中央郵便局では出発式が開かれ、配達員約150人が新春を迎えた街にバイクなどで駆け出した。

年賀状をバイクに乗せて出発する配達員=静岡市葵区の静岡中央郵便局
年賀状をバイクに乗せて出発する配達員=静岡市葵区の静岡中央郵便局
出発式で披露された獅子舞(左)と明治期の制服を着た社員(右)=静岡市葵区の静岡中央郵便局
出発式で披露された獅子舞(左)と明治期の制服を着た社員(右)=静岡市葵区の静岡中央郵便局
年賀状をバイクに乗せて出発する配達員=静岡市葵区の静岡中央郵便局
出発式で披露された獅子舞(左)と明治期の制服を着た社員(右)=静岡市葵区の静岡中央郵便局

 同郵便局の山本浩吏局長は「年賀状という喜びの便りを届けることは、われわれが提供し続けたい価値であり誇りでもある。安全運転を心がけ、年賀状を届けてほしい」とあいさつした。山本局長や同市の難波喬司市長らがくす玉を割って祝い、市民も沿道から見守る中、配達員は続々と各地に向かって走り出した。郵政が創業した明治期の制服を着た社員も徒歩で出発した。市内の和太鼓会「あらぐさ」の演奏や獅子舞も披露され、正月らしさを演出した。
 県内の元旦の年賀状配達枚数は約2019万枚(前年比83・2%)で、うち同郵便局は約146万5千枚(同83・7%)を届ける。

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