静岡競輪場の停電 高圧ケーブル漏電か 4日の営業再開目指す
静岡市駿河区の静岡競輪場で1~3日に開催予定だったミッドナイト競輪や場外発売が停電により中止となったトラブルで、原因は高圧ケーブルの漏電とみられることが1日、同競輪場への取材で分かった。4日の営業再開を目指しているという。
同競輪場によると、12月30日午後7時ごろ、場内全体が停電した。当時、場内でレース開催はなく、客もいなかった。施設西側に埋設された高圧ケーブルの不具合を確認し、接続を切り離して同31日夕に復旧した。点検のため1月1~3日は業務を中止し、夜に開催予定だったミッドナイト競輪と、同期間中の大垣、岸和田、平塚、高知の場外発売を取りやめた。払い戻し業務は正面入場口横の非開催払戻所で行っている。
同競輪場では過去、電気設備不良による中止はなかったという。同市公営競技事務所の担当者は「できる限り早く再開したい。今後このようなことがないよう努めたい」とした。