サッカー部100年祝う 静中・静高OBら 初蹴りはつらつと 静岡市葵区
静中・静高サッカー部創部100周年記念式典(同部OB会主催)が2日、静岡市葵区のホテルで開かれた。同部OBや関係者約70人が静岡県内外から集い、県内初のサッカー部として創部された同部の伝統と今後の発展を祝った。
光木亘OB会長が部の歴史をスライドで振り返りながら「近年は周年行事の後に好成績を残している。現役生の活躍に期待したい」とあいさつした。自身も同部OBの久保田好則監督は「諸先輩方とのつながりは静高サッカー部の価値の一つ。引き続きご支援いただきたい」と感謝した。
式典に先立ち、同校グラウンドでは新春恒例の初蹴りも行われた。現役生徒やOB約180人が参加し、雨でぬかるむピッチの中、はつらつとしたプレーで親交を深めた。
同部は1920(大正9)年に創部。2020年に記念式典の開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期していた。
(社会部・薬袋貴信)