静岡県内受験シーズン幕開け 公立高中等部、私立中で入試

 静岡県内の公立高中等部と私立中で6日、2024年度の入学者選抜試験が始まった。新型コロナウイルス感染症の5類移行後初の受験シーズンに入り、3月まで高校や大学の入試が続く。今季の県内はインフルエンザの警報が出ていて、受験生は健康管理に万全を期して試験に臨む。

試験開始の合図を受け、一斉に問題に取りかかる受験生=6日午前9時5分、静岡市清水区の県立清水南高中等部
試験開始の合図を受け、一斉に問題に取りかかる受験生=6日午前9時5分、静岡市清水区の県立清水南高中等部

 静岡県教委などによると、公立高中等部3校の受験倍率は清水南1・48倍(受験者数155人)、浜松西2・68倍(同375人)、沼津市立1・38倍(同110人)。初日は総合適性検査と作文を行い、7日に面接を実施した。結果は17日に郵送で通知する。県私学協会によると、県内の私立中は全27校のうち、26校の入試が6日に集中した。
 静岡市清水区の県立清水南高中等部では105人の定員に対し、155人が受験した。緊張した雰囲気の中、多くの受験生がマスクを着けて臨み、試験官から注意事項の説明を受けた。午前9時すぎに開始のチャイムが鳴ると、作文の問題に一斉に取りかかった。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞