特製「七草がゆ」振る舞う 地元野菜ふんだん 静岡市葵区・七間町

 静岡市葵区の七間町町内会婦人会は7日、特製の七草がゆを振る舞う新春恒例イベントを町内で開いた。地元住民らが区内で採れた野菜をふんだんに使った七草がゆを堪能し、無病息災を願った。

特製の七草がゆを振る舞ったイベント=静岡市葵区七間町
特製の七草がゆを振る舞ったイベント=静岡市葵区七間町

 材料にはスズナやスズシロのほか、同区の農家から取り寄せた京菜やルッコラなどの7種類を使用した。婦人会のメンバー約10人が町内の天ぷら店「天文本店」の協力を得て当日の朝から調理。昨年は数が足りなくなったため、50食増やして250食を用意した。
 市上下水道局庁舎前に設けた配布場所には配布開始前から地元住民らが行列を作り、婦人会のメンバーから熱々の七草がゆを受け取った。見城公子会長は「多くの人の無病息災を願って作った。1年間健康に過ごしてもらえれば」と期待した。会場では同町自主防災会が賞味期限が迫ったアルファ化米などの防災備蓄食を配布した。

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