大学入学共通テスト 静岡県内21会場、1万4324人受験
本格的な入試シーズンの幕開けとなる大学入学共通テストが13日、全国の668会場で始まった。出願者は49万1914人で、静岡県内では昨年より556人少ない1万4324人が21会場で臨む。来年からは新学習指導要領に対応して教科・科目が再編されるため、6教科30科目で実施する最後の共通テストとなる。
静岡市駿河区の静岡県立大での試験会場では開始直前まで、受験生が参考書を読み込む姿がみられた。新型コロナウイルスの5類移行に伴い、マスクの着用は個人の判断に委ねられていて、外している受験生も一定数いた。
13日は地理歴史・公民、国語、外国語で、英語はリスニング試験もある。出願者のうち、高校などを今春卒業予定の現役生は静岡県内で1万2903人と90・1%を占め、既卒者や高校卒業程度認定試験(旧大検)合格者などが9・9%となっている。
共通テストを利用する国公私立の大学や短大は昨年より減少し、864校となった。