ヤマハ本社ミュージアム(中央区) 来場10万人、節目来場者に記念品

 ヤマハが浜松市中央区の本社に設ける企業ミュージアム「イノベーションロード」の一般来場者が13日、10万人に達し、記念セレモニーが同所で開かれた。節目の来場者となった同区の会社員渥美輝敏さん(37)家族が、橋本誠一館長から記念品のヘッドホンや花束を受け取った。

来場者10万人を達成し記念撮影に臨む橋本館長(右)と渥美さん一家=浜松市中央区のヤマハ本社
来場者10万人を達成し記念撮影に臨む橋本館長(右)と渥美さん一家=浜松市中央区のヤマハ本社

 渥美さんは知人から勧められ、妻麻子さん(36)と息子航ちゃん(5)の3人で初めて訪れた。麻子さんは元バイオリン奏者で、航ちゃんはヤマハ音楽教室に通った経験があり、現在はチェロに触れ始めたという。渥美さんは「たまたま来たのでびっくりした。とても光栄」と喜んだ。
 同ミュージアムの企画者の一人として立ち上げに携わった橋本館長は「5年半で10万人の方々に来ていただいてありがたい。ここでの音楽体験が少しでも心の支えになれば」と話した。
 2018年7月3日にオープンしたイノベーションロードは、ヤマハの楽器や音響機器など多彩な製品約800点を展示し、歴史や技術を紹介している。予約制で見学できる。
 (浜松総局・小林千菜美)

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