きらめき逃さず慎重に 伊豆 土肥金山で砂金採り大会 東京の平良さん 43粒集め2連覇

 伊豆市の観光施設「土肥金山」は14日、第14回砂金採り大会を開いた。首都圏などの10代から70代の老若男女約60人が参加して競い、東京都八王子市の販売業平良文義さん(41)が昨年に続いて優勝し、2連覇を果たした。

砂金採りに励む参加者=伊豆市の土肥金山
砂金採りに励む参加者=伊豆市の土肥金山

 30分間に採った砂金の数を競った。参加者は専用の皿で水槽の中の砂をすくうと、皿を左右に回して揺すりながら余分な砂を落とす作業を繰り返した。真剣な表情で皿に残った砂の中から砂金を探した。
 昨年を9粒上回る43粒を集めた平良さんは連覇の達成を喜びながら、「来年も優勝できるように頑張る」と話した。
 採った砂金は参加者が持ち帰った。金相場は、世界情勢が不安定なことなどを背景に価格が高騰。同施設によると、昨年1月は1グラム当たり8700円程度だったが、今月12日時点では同1万400円台になっている。
 (大仁支局・小西龍也)

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