おにやらぼう 節分祭へ準備 心込め奉製作業 20日から販売 静岡浅間神社

 静岡市葵区の静岡浅間神社で18日、2月3日の節分祭に向けて「おにやらぼう」の奉製作業が行われた。

「おにやらぼう」の枝を束ねる敬神婦人会の会員=静岡市葵区の静岡浅間神社
「おにやらぼう」の枝を束ねる敬神婦人会の会員=静岡市葵区の静岡浅間神社

 「おにやらぼう」は、春の訪れを告げる梅とネコヤナギの若枝1本ずつを麻ひもで束ねた縁起物。家の窓や戸などをたたき、玄関先に飾ると、若枝がもつ強い生命力が邪気を払い、福を招くと伝えられている。
 同神社敬神婦人会の会員約35人が、つぼみの付いた1メートルほどの若枝に掛け紙を巻き丁寧に束ねていった。安池照江会長(88)は「授与された皆さんが1年間幸せに過ごせるようにと心を込めた」と話した。完成品は20日から、1本800円で販売する。

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