葉っぱ切り絵展開幕 作家・リトさん「細かさや風合い感じて」 静岡・駿府博物館

 手のひら大の葉っぱを使う切り絵作家リトさんが紡ぐ心温まる物語を紹介する「リト@葉っぱ切り絵展 葉っぱの小旅行in静岡」(駿府博物館、静岡新聞社・静岡放送主催)が20日、静岡市駿河区の同館で始まった。3月3日まで。

切り絵の実物とパネルを見比べ楽しむ来場者=静岡市駿河区の駿府博物館
切り絵の実物とパネルを見比べ楽しむ来場者=静岡市駿河区の駿府博物館
サイン会で来場者と記念写真に納まる葉っぱ切り絵作家のリトさん(中央)静岡市駿河区の駿府博物館
サイン会で来場者と記念写真に納まる葉っぱ切り絵作家のリトさん(中央)静岡市駿河区の駿府博物館
切り絵の実物とパネルを見比べ楽しむ来場者=静岡市駿河区の駿府博物館
サイン会で来場者と記念写真に納まる葉っぱ切り絵作家のリトさん(中央)静岡市駿河区の駿府博物館

 個展初出品となる「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」をはじめ、得意とするカメレオンやウサギが登場する約40点や下絵を展示。交流サイト(SNS)に投稿した写真のパネルと葉っぱの実物が並び、来場者は繊細な切り絵の技術に見入っていた。
 初日はサイン会も行い、リトさんは「実物の展示を見れば、動物の目や背景の模様の細かさが分かる。葉っぱの風合いや色の変化も感じてほしい」と話した。
 月曜休館(2月12日は開館、13日休館)。観覧料は高校生以上800円。問い合わせは駿府博物館〈電054(284)3216〉へ。

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