中学球児 技術と心磨く 静岡ガス野球部が講座 清水区

 社会人軟式野球で活躍する静岡ガス野球部が20日、静岡市清水区内の中学校野球部員と指導者を対象にした講座を同区の清水二中で行った。

打撃のアドバイスを受ける中学生ら=静岡市清水区の清水二中
打撃のアドバイスを受ける中学生ら=静岡市清水区の清水二中

 静岡ガスは選手15人、中学生は6校の31人が参加した。ポジション別に9グループに分かれ、野球部の選手たちが生徒の守備や打撃のフォームを見ながら、体の使い方などを指導した。小井敬宏主将は「中学生の野球に対して学ぶ意識が高く、刺激を受けた」と振り返った。
 雨により屋内での実施となったため、選手と生徒が日々の練習や気持ちの持ち方について車座で語り合う様子が見られた。清水四中の岩崎権将さん(2年)は「自分は緊張しがち。その場面に向かうまでの準備が大切と聞いたので、生かしていきたい」と話した。
 講座は子どもたちにトップアスリートから直接指導を受ける機会を提供しようと、県が実施している。
 (清水支局・大村花)

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