新設の地域分科会 初会合 浜松市区再編 正副会長など決定

 浜松市の行政区再編に伴い旧7区ごとに新設された区協議会地域分科会の初会合が24日、中、西、北各地域で開かれた。それぞれ正副会長や区協議会に出席する代表委員を決めた。東、南、浜北、天竜の各地域分科会も月内に会合を開く。
 今月施行された新3区制で、各区に区協議会を、その下に旧7区ごとの地域分科会を置く形に改めた。地域分科会は旧7区の区協議会の機能や委員を基本的にそのまま引き継ぎ、市に対する要望や市からの諮問事項の協議などを担う。
 中央区の中地域分科会は旧中区協議会の委員19人のほか、再編で中央区に編入された旧北区三方原地区から、旧北区協議会に出席していた委員5人が加わり24人体制となった。委員定数は次回委員改選期の2026年4月から20人になる。分科会長に選任された旧中区協議会の鈴木義明会長は「よりよい市民生活のため忌憚(きたん)ない意見を出し合いたい」とあいさつした。西、北の地域分科会も、それぞれの旧区協議会長が分科会長に就いた。
 (浜松総局・宮坂武司)

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞