浜松市評価月間アンケート 市対応「満足」８６．１％
浜松市は１日、接遇面の市民満足度向上に向けた２０２３年度の「市民への約束」の評価月間アンケートの結果を発表した。市職員の接遇態度について「満足」と回答したのは各設問の平均で８６・１％（前年度比１・６ポイント増）だった。「やや満足」と合わせ９８・６％が肯定的な評価を示した。
アンケートは２３年１１月、各公共施設に紙とＱＲコードを設置し、市のホームページでも実施した。設問は①寄り添った対応だったか②わかりやすい説明だったか③親切で丁寧な対応だったか―で、回答数は７４５０件。①～③とも０・６～０・８％が「やや不満」か「不満」だった。「笑顔で接してくれて安心感があった」などの意見もあったが「どのくらい待つのか説明がほしい」といった改善点の指摘も寄せられた。
人事課によると、２２年度のアンケートで「あいさつがない」との不満が市民から寄せられた。市は２３年度、新規採用職員や新任の課長補佐への接遇研修であいさつを促すなど改善に向けた取り組みを実施した。担当者は「新たな３区体制でも、職員間の情報共有、意思疎通を円滑に行う」と話す。
（浜松総局・松浦直希）
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