葵区2学区に防カメ 静岡中央署 設置で協議書締結

 静岡中央署は1日、可搬式街頭防犯カメラの設置に関する協議書を静岡市葵区の安東、横内の両学区自治会連合会と締結した。

協議書を締結した(左から)竹下会長代理、及川署長、住井会長=静岡中央署
協議書を締結した(左から)竹下会長代理、及川署長、住井会長=静岡中央署

 同署で開いた締結式で、及川博行署長、安東学区自治会連合会の竹下唯司会長代理、横内学区自治会連合会の住井直道会長が協議書に調印した。及川署長は同署管内の刑法犯認知件数が昨年より増加していることに触れ、「両学区内でも空き巣や児童への声かけ事案が発生している。カメラで犯罪抑止を図り、地域の安全を確保していきたい」と設置の狙いを説明した。
 カメラは横内小や安東小の付近や長谷通り沿いなど両学区内の計5カ所に設置され、既に運用を開始している。竹下会長代理は「住民自身も防犯意識を高め、地域を守っていきたい」と話し、住井会長は「小学校や住宅が多くある地域なので、24時間監視できるのはありがたい」と設置効果に期待を寄せた。
 (社会部・薬袋貴信)

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